チューニングのやり方
ギターを弾く前に必ず確認しなくてはいけないのがチューニング
これができていないとまともに演奏ができません
今回はチューニングのやり方を紹介します
チューニングとは
ギターの各弦を決められた音高に合わせる作業です
弾く前には必ずチューニングする癖をつけましょう
ギターを始めた頃はすごく難しい事に感じるかもしれませんが慣れれば簡単です
チューナーを用意しよう
チューニングの方法はいろいろありますが、チューナーを使った方法が最も正確で早いです
まずはギターとチューナーをシールドで接続しましょう
- 価格: 1465 円
- 楽天で詳細を見る
クリップ式のチューナーの場合はギターのヘッド部分に取り付けるだけでOKです
各弦の音高は決まっている
1番多く使われているのが「レギュラーチューニング」と呼ばれるものです
上の太い弦から
- 6弦 E(ミ)
- 5弦 A(ラ)
- 4弦 D(レ)
- 3弦 G(ソ)
- 2弦 B(シ)
- 1弦 E(ミ)
となります
ペグを回して音高を合わせる
準備ができたら音を合わせていきます
まずペグを回す方向は反時計回りで締める(音が上がる)、時計回りで緩める(音が下がる)ようになっています
レスポールタイプの場合、1~3弦は逆になっているので注意しましょう
6弦から順番に鳴らしていきます
弦を弾くときは強く弾いたり何度も弾くのはNGです
他の弦が一緒に鳴るとチューニングができないのでしっかりミュート(消音)しておきましょう
チューナーのディスプレイにはアルファベットとメーターが表示されています
アルファベットが対応した各弦と合っているかを確認してメーターが真ん中ジャストにくるようペグを回して調整します
ペグを回しすぎてメーターが右に振り切ってしまったら、1度ジャストより低い位置までペグを緩めてやり直しましょう
そうすることで狂いにくくなります
”まあいいか”は絶対にダメ
初心者のうちはなかなか慣れないため「だいたい合ってるからこれでOK」って方がいらっしゃいますが、これは絶対にダメです
微妙にズレたチューニングのまま練習するとそれに耳が慣れてしまい音感が鍛えられなくなってしまいます
誰かと一緒に演奏する時がきたらかなり悲惨なことになります
そうならないようにチューニングはしっかり合わせましょう
いろいろな変則チューニング
レギュラーチューニングの他にもいろいろなチューニングがあります
例えば楽譜に「half down tuning」と書いてあればその曲は半音下げチューニングで演奏するという意味です
以下よく使われるチューニングを紹介します
半音下げチューニング
- 6弦 D#(E♭)
- 5弦 G#(A♭)
- 4弦 C#(D♭)
- 3弦 F#(G♭)
- 2弦 A#(B♭)
- 1弦 D#(E♭)
1音下げ
- 6弦 D
- 5弦 G
- 4弦 C
- 3弦 F
- 2弦 A
- 1弦 D
ドロップD
- 6弦 D
- 5弦 A
- 4弦 D
- 3弦 G
- 2弦 B
- 1弦 E
ドロップC
- 6弦 C
- 5弦 G
- 4弦 C
- 3弦 F
- 2弦 A
- 1弦 D
最後に
慣れて音感が鍛えられるとチューニングが狂っているかどうかが音を聞くだけで分かるようになってきます
正しく音感を身につけるためにもチューニングはしっかりやりましょう!